【見ました】映画:植物図鑑
植物図鑑を見ました。
高畑充希さんと、EXILEグループの岩田剛典さん出演の映画です。
原作の小説の著者が有川浩さんということは知らなかったのですが、映画の冒頭のクレジットでお名前が出てへえ〜と一人でびっくり?しました。
というわけで本題です。
今回この映画はhuluで最近配信されるようになっていたので、名前はよく聞いていたし、見てみようかな〜という感じで見てみました!
ストーリーは
ごく普通の(普通よりちょっと覇気がない?)OLのさやかと、さやかの家の前で倒れていた謎の男、樹のほのぼのとした日常、その中にも樹の隠された素性や期間限定の同居にぐらつく二人の関係を描いたラブストーリー
というような感じですかね。
私がこの映画を通して思ったことは、樹が野草に詳しくて、家の近くの土手に自生しているふきやつくし、ノビルなどを採取して調理して食べるというシーンがたくさん出てくるのですが…
そこらへんに落ちてるもの食べるんだ!?
という感想でした(笑)
正しくは落ちているものではなく自生しているものですが…。
もちろん食べられるものではあるのでしょうし、きちんと下処理などをすれば問題ないとは思いますが、個人的には結構怖いなーという気持ちが強く出てしまいましたね…(笑)
彼しか作ることのできない料理である、というところはストーリーの中で必要な演出・設定なのですが、どうも純粋に見ることができなかったのが本音です…(笑)
*あくまで個人的な感覚です!
あとは、やはり岩田さんの演技ですかね。
ただの視聴者が演技が上手い下手なんていうのは、おこがましいというか、妥当であるかはわかりませんが、私は下手ではないと思いました。
ただその前提条件として、岩田さんの本業が俳優でないということがあります。
本業はアーティスト、身体を使って表現するダンサー。言葉は悪いけれどダンサーにしてはそんなに下手じゃないかな、なんて思ったのが率直なところでした。
ただ、岩田さんだからできる演技というかシーンもたくさんあって、
さかやと対面した状態で話している、といったシーンの中で、1人で画面いっぱいに映し出されるカットでは、彼の顔の良さに何度も心を掴まれかけました。
普段から女性ファンに向けてにこにこ笑顔を見せている影響か、微笑みかける顔は純粋にかっこいいと思いましたし、拾われるという役の樹のイメージに合う犬顔は役にぴったりでした。
さやかとのアドリブ風なセリフを話しているシーンでもリアルな男女の関係のようで、よかったと思いました。
お話自体はやはりなんとなく次のセリフがわかったり、どんな展開になっていくのかというハラハラドキドキみたいなものはなかったです。
しかし私は恋愛映画はそういうものであると思うし、そういうありきたりで平凡に見える作品を選んでいるつもりなので、個人的には満足です。
以上!今回は野草を食べる男は映画の中で十分という記事でした。おわり。