見たもの。思ったこと。

見た映画、ドラマについて。ミーハーな自分があれこれ思ったままに書きたいことを書くだけです。人に見せる用ではないです。

【見ました】ドラマ:凛子さんはシてみたい

久しぶりにシンプルな恋愛ドラマが見たい気分になったので、huluで探してみました。

今回は、凛子さんはシてみたい、です。

 

これ、サムネイルは男女2人が正面から写っているものなんですが、何のドラマがいいかな〜と探しているときになんだか見たことのある男性がいるなと目について、よくよく見たらA.B.C-Z戸塚祥太さんだったんです。

というのも、学生時代にジャニーズにハマっていた時期がありまして、その時から知ってはいたのですが、個人的には舞台に出演しているイメージがあり、ドラマ出てるんだ〜という感じで見始めました。

 

あらすじとしては、主人公の容姿端麗、仕事も出来て、後輩からの憧れや周りからの評価も高い一見完璧な女性な凛子さんと、同じ会社の同期で、男性版凛子さんのような完璧男子の上坂くんのラブストーリーです。

2人とも完璧で、なんのコンプレックスもなさそう…と思われがちですが、2人には共通のコンプレックスがあります。それは、処女&童貞ということです。

20代後半になって、若い頃から守ってきた処女を卒業するにも妥協できずにいる、でも早く捨てたい凛子さんと、学生時代に女性からからかわれた経験から女性と接することに必要以上に構えてしまい、更には学生時代に本気で恋した同級生が忘れられず童貞のままの上坂くん。

この2人がひょんなことからお互いの秘密を知り、お互いのコンプレックスを解消するために脱・初体験協定を結んだ結果…というお話です。

 

全体を通して、良い意味で王道でした。凛子さんにアプローチをしかけてくる理想的な男性の出現や、2人がくっつくのか!?というところで現れる上坂くんの初恋の女の子の出現とか。

個人的にはこういう分かりやすい、王道のお話が見たかったので満足です。

それに、深夜の30分ドラマで、8話完結という点で考えても、あまりたくさんの要素や障害、伏線があっても逆にまとまらずにいたと思います。

あとはそうだな…タイトル通りベッドでのシーンも何度かあるんですが、凛子さんのスタイルがすごく良い!女性の理想の体型という感じ。しっかり全体で写されるシーンもあったのですが、素敵でしたね〜。ベッドシーンで言えば、あまり露骨過ぎないのも良かったですね。最中のシーンはメインの2人それぞれのソロカットで表現されていましたし、所謂腰を振るみたいなシーンがなかったのは好きでした。

 

そして、今回言いたかったのは、戸塚くんの演技についてですね。この記事を書き始める前、このドラマはどのくらい見られているのか?どんな層が見てるのかな?とレビューを探してみたところ、戸塚くんの演技に対する疑問の声というか批評が多く見られました。

実際、私も見ている間はこれはあえての演技なのか、それとも違うのか、と一瞬思いました。しかし、ドラマのエンディングで写るマンガの中の上坂くんと、今回の戸塚くん演じる上坂くんを見比べると、結構ぴったりな感じがしました。目に光がなくて、女性に対して期待はしないような感じとか、それでもどことなく優しい雰囲気とか。(原作は未読ですので単に絵の印象のみです。)

また、個人的な昔の戸塚くんの印象として、元気なはっちゃけキャラで、舞台では喜怒哀楽が激しく表現されていたような記憶がありました。

今回の演技は、どちらかというと平坦な感情表現でした。でもそれは、童貞だから臆病で、怖くて、隙を見せたくないとか、凛子さんに早い段階で好意を持っていたからこそ、大っぴらに愛情表現をすることでその後何かあったときに傷つきたくないからとか、ぎこちないさ、経験が少ないからこそ頭でっかちになっちゃう感…その結果の演技なのかな、と思ったんですね。

 

結論として、専門家ではないので単なる視聴者の感覚ですが、戸塚くんの演技は上坂くんそのものになっていたと思います。私は最後まで楽しむことができました。色々御託を並べてみましたが、視聴中に楽しめていたので、それが全てなのかなと思います☺︎

 

今回はドラマの感想というより、どこかのレビューへの反抗記事になってしまっていますが。笑

このドラマは、またいつか見返すかもな〜って感じです。満足でした。

 

以上。それではまた、いつか書きます。